全てを壊して 1からやりなおせたら
真っ黒に塗りつぶされた過去も
白くなんてできるのかな
不器用な指先で奇跡を手繰り寄せ
小さな手のひらで幸せを握りしめたい
雲みたいに浮かんで泳げたら
僕も解放されるかな欲望の鳥籠から
シャッター街歩きながら ウイスキー口に含み
ブーツ固く鳴らせば全て手にある気がした
冬の匂いが忍び寄って夜が朝を支配してく
ピーカンタルト頬ばってイエモンがラジオ流れている
長すぎる夜はお前を抱いて忘れよう
太陽が熟れて林檎になったら
あなたと食べよう 酷い嘘をついておくれ
蛇と君と僕 寂しい熱をさ
みんなで分けあって
また明け方まで燃えよう
悪い夢みたい よく出来た舞台
野良猫みたいに 妖艶に甘えて
言葉じゃ足りない 体で満たしておくれよ