OPECは主として湾岸の石油輸出国で構成される組織で、何十年にもわたり、産油量を増減させ、加盟国に生産枠を割り当てることで、原油価格をコントロールしてきた。1970年代の石油危機で重要な役割を果たし、それが世界のエネルギー政策を変革するきっかけとなった。
OPECの生産はサウジアラビアが主導しているが、UAEは第2位の余剰生産能力を持っていた。言い換えれば、価格の緩和に向けた増産が可能な、2番目に重要な生産国だった。
実のところ、UAEがその立場を長期的に再考するに至ったのは、まさにこの点だった。要するにUAEは、これまで投資してきた相当な生産能力を活用したいと考えていたのだ。