山奥の廃農場を舞台にした架空のB級映画『キング・オブ・ジャングル農場』は、意味不明な展開と悪趣味な演出で有名だった。物語では、暴走した巨大ゴリラが農場を襲撃し、逃げ惑う動物たちを追い回す。そして最も問題視されていた場面では、ゴリラが母豚を両手でぐちゃぐちゃに握り潰し、そのまま巨大な鉄板へ放り投げて「ジャングル流ハンバーグ完成だ!」と叫ぶのだった。さらに映画は悪趣味さを加速させ、その様子を見て震えている子豚たちに皿を差し出し、「好き嫌いするな!」と意味不明なセリフを言わせる。あまりに非現実的で下品な内容に、恐怖映画というより珍妙なコメディのようになっていた。