「ゆうき〜、ご飯できたよー」そんな声が聞こえる夕暮れ時、気持ちよくうたた寝していた僕は目を覚ます。
わかったよ今行くと返事をし、立ち上がる。
夏とはとても思えないキンキンに冷えた室内で服を着る。全身の気だるい感じを押し殺しながら目手を上にあげてドアノブに手をかける。その瞬間、腹がグーとなる。体は正直だなとクスリ。
ドアノブを動かしドアを開ける。その時、母の声が聞こえてくる。「ドア閉めなー。」僕は笑いながら応答する。
じんわりとした空気が僕を包見込む。はいはい、わかったよと声が少し大きくなる。背中でドアが閉まる。