朝起きて、まだ眠いままスマホを開いて、時間を見て少し焦る。適当に準備をして家を出て、いつもの道を歩く。駅で人の流れに混ざって、ぼんやり電車を待つ。学校や仕事では特に何もない一日を過ごして、帰りにコンビニへ寄る。新商品を眺めながら、結局いつもと同じものを買って帰る。家に着いたらスマホを触って、動画を見たり、誰かの投稿を眺めたりしているうちに時間がなくなっていく。そんな毎日を繰り返していると、たまに「自分は何してるんだろう」って思う。でも、窓から見える夕方の空が思ったより綺麗だったり、帰り道に好きな曲が流れてきたり、どうでもいいことで誰かと笑ったりすると、まあ別にこれでもいいかと思える。特別な出来事なんてなくても、そういう小さな瞬間が少しずつ残っていく。たぶん、あとから振り返ったときに覚えているのは、人生を変えたような大きな出来事より、こういう何でもなかった日のほうなのかもしれない。だから今日も、特に理由なんてないけど、明日もいつも通り過ごしてみようと思う。