2007年に福岡県北九州市で発生した「小倉北餓死事件(北九州市生活保護受給者死亡事件)」で亡くなった男性のことです。
当時52歳だった男性は、生活保護を受給していましたが、自治体(福祉事務所)からの不適切な就労指導などにより「生活保護辞退届」を出させられ、保護を廃止されました。その後、収入を得ることができず困窮し、自宅で餓死しているのが発見されました。
発見された遺体の傍らに残されていた日記に、死の直前とみられる時期の言葉として、
> 「ハラ減った。 オニギリ食いたーい。 25日米食ってない」
>
という切実な悲鳴が書き残されていたことが大きく報道され、当時の行政による過度な生活保護の締め付け(いわゆる「水際作戦」など)や違法な辞退強要が問題視される社会問題となりました。