雪乃は首を振り、顔を近づける。
頼重の首筋に鼻を寄せ、深く息を吸う。
「嫌……じゃないです。むしろ……この匂い、頼重様の匂い……体が、熱くなって……下の方が、疼いて……」
頼重の目が獣のように細くなる。
「そうか……なら、もっと嗅がせてやる」
彼は帯を解き、小袖を肩から滑らせる。
雪乃の乳房が露わになる。
頼重は片方を掌で包み、舌で頂を転がす。
「あっ……! 頼重様……そこ……」
だが雪乃の目は、頼重の袴に注がれている。
頼重は袴を脱ぎ捨て、屹立した自身を晒す。
太く、熱く、しかし表面は白く厚いチンカスがびっしりこびりつき、皮の下に溜まった垢と汗と尿の残渣が混じり、強烈な悪臭を放っている。
近づくだけで目がしみる。
常人なら吐き気を催すほどの、むせ返る腐臭。
雪乃は息を呑む。
「……これが……頼重様の……。こんなに……臭くて……」
彼女は震える手で握る。
熱い脈動。
指先にチンカスがべっとり付く。
匂いが鼻腔を直撃し、雪乃の体が震える。
だがそれは、嫌悪ではなく、興奮の震え。
「……すごい……この匂い……頼重様の戦場を、全部感じる……酸っぱくて、むせ返って……頭が、クラクラする……」