立ちっぱなしでパニック発作が起きたのには、いくつか考えられる理由があります。
体のストレス
長時間立っていると血流が足元にたまりやすく、脳に十分な血が回りにくくなります。ふらつきや動悸が出やすく、その体の不快感が「また発作が来るかも」という不安につながり、パニックが起こることがあります。
体調と自律神経の負担
疲労や睡眠不足、暑さや人混みなども、自律神経に負担をかけます。その状態で立ちっぱなしになると、心拍数や呼吸が乱れやすくなり、パニックの引き金になります。
「逃げられない」状況感
立ったままの状態で「座れない」「動けない」と感じると、「このまま倒れるかも」という恐怖につながりやすいです。パニック発作は「逃げ場がない」と思う状況で起きやすい特徴があります。
過去の経験による予期不安
一度立ちっぱなしでしんどい思いをすると、「また同じことが起きるかも」と体が先に反応してしまい、パニックが強まることもあります。